会長あいさつ
「公民としての資質・能力の基礎」を育成する都中社研
会長 成清 敏治(府中市立府中第二中学校)
今年度の都中社研総会において、鈴木裕行会長の後任として、会長の任を仰せつかりました、府中市立府中第二中学校長の成清敏治(なりきよ としはる)と申します。もとより力はありませんが、会員の皆さまの御支援・御協力をいただきながら、本会の発展と研究の充実、さらには生徒の学力向上と社会科が目標とする「公民としての資質・能力の基礎」を育成する取組に努めていきたいと考えております。何とぞよろしくお願いいたします。
今年(2025年)は、戦後80年、昭和100年と節目ともいえる年です。戦後に出発した中学校も、明後年に80周年を迎えます。今、地球を取り巻く環境は諸課題が山積しており、その解決に人類はどう向き合っていくのかが問われているような状況であります。その中で社会科が学校教育で果たす役割は、戦後の発足経緯を踏まえても、とても大きいものだと思わざるを得ません。
現行学習指導要領が折り返しを過ぎ、次期学習指導要領の議論が活発になり始めました。社会科の目標として、小学校と中学校の義務教育9年間共通で「公民としての資質・能力の基礎」を育成することが掲げられています。学校での1時間の授業しかり、各分野での研究しかり、その地道な積み重ねの活動が、すべてこの育成に向かっているのかどうかを検証することがとても重要だと思われます。そこから離れて社会科は存在しません。
これからの日本は人口減少時代、少子高齢化が世界の中において最速で進むと言われています。その現実を踏まえ、持続可能な未来をどう構築し、どう課題を解決していくか、人間の英知を結集して乗り越えていかなければなりません。その未来を創る社会科教育でありたいと願い、今年度も都中社研の活動を充実させていきたいと考えています。会員の皆さまの更なる御支援と御協力をよろしくお願いいたします。
【今後の予定】
令和8年5月 東京都中学校社会科教育研究会総会・講演会
令和9年11月 関東ブロック中学校社会科教育研究会 東京大会
令和13年(予定) 全国中学校社会科教育研究会全国大会 東京大会





