会長あいさつ

魅力ある社会科授業づくりを通じ、夢や希望をもてる生徒を育成する都中社研

会長 並木 茂男(杉並区立松溪中学校長)

 東京都中学校社会科教育研究会のホームページを御覧いただき、誠にありがとうございます。
 このたび、5月の総会におきまして会長の任を拝命いたしました、杉並区立松溪中学校長の並木茂男と申します。
 本研究会は、東京都内の中学校社会科教員約1,400名をはじめ、社会科教育に携わる関係者の皆様の御支援・御協力のもと、「魅力ある社会科授業」づくりの研究を推進してまいりました。今後も、これまでの歩みを継承するとともに、社会に夢や希望をもてる生徒の育成を目指し、研究活動の一層の充実と発展に努めてまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。
 さて、今年度(令和8〔2026〕年)は、現行の中学校学習指導要領の全面実施から6年目を迎え、「主体的・対話的で深い学び」の着実な実践と、さらなる質的向上が一層求められております。また、年度内には次期学習指導要領の告示も予定されており、今後10年間の我が国の学校教育の方向性が、徐々に明らかになりつつあります。
 こうした中、学校が人と社会のウェルビーイングの向上にどのように寄与していくのか、また、インクルーシブ(包摂性)やダイバーシティ(多様性)といった社会的要請を、これまでの集団を基盤とした我が国の学校教育の中でいかに生かしていくのかが問われています。戦後80年、昭和100年という節目を迎え、私たちは次の50年、100年を見据えた学校教育の在り方を構想する重要な局面に立っています。
 社会科においても、指導と評価のさらなる改善に加え、現行学習指導要領の実践を通して明らかになった課題への対応、デジタル化や生成AIの利活用、少子高齢化の進展、国際社会の枠組みの変化等を踏まえた教育内容・教育方法の改善が喫緊の課題となっております。
 本研究会は、昭和22年の発足以来、中学校社会科授業の工夫・改善に取り組み、夢や希望をもって未来社会を生きる生徒の育成に寄与することを目指してまいりました。今後も、文部科学省、東京都教育委員会及び各地区教育委員会の御指導を仰ぎつつ、全国中学校社会科教育研究会や関東ブロック中学校社会科教育研究会、東京都小学校社会科教育研究会をはじめとする関係諸団体との連携を深め、研究および普及活動の一層の充実を図ってまいります。
 本年度も、東京都内のすべての社会科教員および関係者の皆様の御支援・御協力を賜りますようお願い申し上げます。

【今後の予定】
令和8年10月   全国中学校社会科教育研究会全国大会 福島大会(公民専門委員会発表)
令和8年11月   関東ブロック中学校社会科教育研究会 千葉大会
令和9年2月    東京都中学校社会科教育研究会 三分野合同研究発表会
令和9年11月   関東ブロック中学校社会科教育研究会 東京大会
令和13年(予定) 全国中学校社会科教育研究会全国大会 東京大会

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